ライバルサイトのキーワードやアクセス数を把握せずにコンテンツを投下しようとしても無駄撃ちが多くなる。結局上位表示されなくて全く稼げない…今回はその悲しいパターンから抜け出す方法をお伝えします。
ライバルサイトチェックとは、あなたが狙うキーワードで上位表示できそうか?ということを事前にチェックする作業のことです。何も考えず、ただキーワードを選んでタイトルを作って記事を投稿した結果、ライバルが強すぎて全く上位に表示されませんでした…という悲しい状態をあらかじめ回避するため行うのがライバルチェックですね。
ライバルサイトをキーワードプランナーやSEOチェキで丸裸にできるかのように書いている記事もネット上にいくつかありますが、トレンドアフィリ経験者ならわかると思います…それを実践しても、いいとこ5割くらい分かればマシかなということが。
連想キーワードのデータはキーワードプランナーに出てきませんし、ライバルサイトを実際に見に行ってどんな記事を書いているのかをあなたの目で確認しないと詳しいことなんて分からないものなんですよね。
ブロガー始めたりサイトアフィリをするにしても、ライバルチェックからは逃げられません。この記事は私がトレンドアフィリで積み上げた経験を記しているのでぜひ参考にしていただければと思います。
トレンドアフィリエイトのライバルサイトとは
ここでお伝えするライバルとは、あなたが上位表示を狙っているキーワードをタイトルの中に全て含んでいるサイトやブログのことです。 これは、1語でも2語でも3語でも4語でも5語でも同じです。全て含んでいたらライバルですよ。
3語、4語キーワード…つまり連想語、関連語、虫眼鏡ワードで、あなたが選んだキーワードをライバルチェックした時に、1語でも抜けが合った場合はライバルに該当しません。
トレンドアフィリまたはアドセンスを利用したブログは上位表示しない=成果が出ないということです。
上位表示しないんですって嘆く人がいるのですが、ライバルチェックをしていなくて勝てないところで勝負していたという話が良くあります。何でしないんですか?って聞いたら「忘れてました」とか「よく考えていなかった」という回答が返ってきます。そして別のキーワードだと上位表示されていたというパターンがあります。
記事もキーワードも悪くないし、別のところで勝負すると上位表示できる可能性があるのに、ライバルチェックをおろそかにしていたが為に挫折しそうになっていたんですね。非常に勿体無いですよね。それだけライバルチェックは大切ですから、タイトルを作る前段階の工程で必ず行うようにしてください。これはどんなジャンルでも必ず行いましょう。
ライバルチェック抜きにしてトレンドアフィリは成立しません。
検索順位を確認するときの注意点
ライバルサイトをチェックするときにも自分のサイトの順位を検索するときにも注意しなければならないことがあります。
これを知らないで自分のサイトの順位をチェックして上位表示されていたとしても、ぬか喜びになりかねません。
これから解説することを忘れないでくださいね。
まず、検索順位を知るためには「シークレットモード」で検索をしてください。
Googleクロームでも設定からシークレットウインドウを開くとあります。Internet ExplorerやSafari、firefoxでも必ずありますからね。
ブラウザによってはプライベートモードやプライペートブラウズという名称になっています。
パーソナライズド検索
あなたは検索エンジンにパーソナライズド検索という機能があることをご存知でしょうか?
ユーザーそれぞれに対して検索結果をカスタマイズして表示させる機能のことなのですが、よくアクセスするサイトはあなたにとって役立つものであると判断されて、優先的に表示されるんですね。よく検索している結果やクリックしたリンク、再訪問などのデータを利用しています。
ここで一旦冷静になって考えて見てください。一番あなたがアクセスするサイトはどこですか?
「Yahoo!のトップページです!」という方もいるかもしれませんね。
ですが、答えは…あなたの所有するサイトです。
トレンド実践者は自分の所有するサイトに一番アクセスしています。そうですよね、記事を書いたり投稿をチェックしているのですから。
ということは、パーソナライズド検索の機能で、あなたにとってあなたの所有するサイトが有益であるとみなされて、優先的に上位表示されてしまうことが理解できると思います。わかりますね?
ですから、実際の検索順位と基準が変わるということなんです。
シークレットモードでも、完全にパーソナライズド検索の機能が消えるかというと、消えません。多少は残りますが、トレンドアフィリのライバルチェックにはこれでも十分なのでご安心ください。
ライバルチェックや自分のサイトの順位を確かめるときは、シークレットモードの起動をお忘れなく。
トレンドアフィリエイト初心者向けのライバルチェック
まずはトレンドアフィリエイト初心者向けのライバルサイトチェックの手順から。
基本は以下の3ステップを繰り返してライバルサイトが少ないキーワードで記事を書くだけです。
- 見つけたキーワードをyahoo!で検索してみる(複数キーワードの組み合わせも全て検索する)
- 検索結果1ページ目のライバル数が4件以上なら別のキーワードを探す
- ライバル数が3件以下なら、そのキーワードの組み合わせで記事を書く
これはドメインが弱い初心者向けの基準なので中級者は飛ばしてもOK。
ライバルが少ないところで勝負するから勝てる、勝つための詳細は以下の通りです。
見つけたキーワードをyahoo!で検索してみる(複数キーワードの組み合わせも全て検索する)
あなたが見つけたキーワード候補を実際にyahoo!で検索してみます。
2語、3語の組み合わせ、そのほかのパターンでの組み合わせで全て検索します。
2語検索した時に虫眼鏡ワードが出てくる場合は、まずそちらを優先してチェックしてください。さらに虫眼鏡ワードが3語、4語と出てくる場合はそちらを優先します。
まずはYahoo!虫眼鏡で関連キーワードを拾う癖をつけましょう。
検索結果1ページ目のライバル数が4件以上なら別のキーワードを探す
3語、4語の虫眼鏡ワードがない場合は、2語目のキーワードを変更します。
これは似たような言葉や関連するキーワードに置き換えるという意味ですね。検索窓にキーワード候補が表示されますし、サジェストでも出てきますから、関連キーワードはたくさんありますよ。
あとは有名人の本名ではなくニックネームに変えるという方法ですね。これで虫眼鏡ワードがあるということは検索されているということです。
ドメインが弱いうちは、やはりライバルは少ないに越したことはありませんし、競合がうじゃじゃいるところで勝負しても勝ち目がありませんよね。
ライバル数が3件以下なら、そのキーワードの組み合わせで記事を書く
あなたが狙うキーワードの組み合わせでライバルが3件以下ならゴーサインです。
情報が新しいとなかなか裏付けをもとに記事をかけないのが難点ですが、検索力で乗り切るという手段、予測ですよということを前提に個人的会見で乗り切る方法もあります。現時点で出せる情報をまとめて出す、情報ソースが出てきたら追記するという方向性でも構いません。
新しい情報って大体そんな感じじゃないですか。今のことろはここまでなので、情報が入り次第更新しますというサイトも多いです。どうしても書けないと判断した場合は素直に見送るという選択もありますが、穴場を見つけたのであれば出来る限りのことを調べて記事にしたいものです。
逆にライバルがいる場合は、彼らの情報をすべて網羅し、さらに独自の意見や感想をつけることによって上位表示する可能性もありますよね。
タイトルに含まれるキーワードの距離や、並びも見てどうやったら勝てるかという考察をしましょう。
ライバルの件数目安があるといっても、私の場合ですと弱そうな無料ブログが並んでいる場合は迷わず書きます。後で追い抜くことが可能ですから。
あまりにライバル件数にこだわりすぎても書けませんよね。ここでもあなたの柔軟性、主体性を発揮してください。
4件以上のライバルがいたらやめるというのはあくまで目安ですから。仮に5件ライバルがいたとしても内容次第ではいけると思う場合がありますからね。
書かないと成果には繋がりませんし、ある程度条件を満たしているならばゴーサインを出して行きましょう。ガチガチの完璧主義は挫折の始まりですよ。
トレンドアフィリエイト中級者以上のライバルチェック
基本的には初心者のライバルチェックと同じです。が、ライバル数が4件以上でも記事を書きます。
強すぎるライバルが上位を独占している場合を除いてという条件付きですが。
ここでいう強すぎるライバルとは、これらのサイトを指します。
- NAVERまとめ
- マスコミなどの報道系
- ニュース公式サイト
- 2ちゃんまとめ
こういうサイトが検索結果1ページ目を独占しているのであれば、そのキーワードで勝負するだけ無駄ですよね?介入の余地がないことがわかります。
では、どういうサイトなら勝負を挑んでいいのか?それは個人が作っているワードプレスのブログで、主にトレンド系のサイトですね。
ライバルのトレンドサイトを隅々まで見る
キーワードだけではなく、ライバルの中身を知ることで勝てるかどうかを判断します。
これは、ライバルチェックの段階でライバルサイトの強さを実際に見にいって予測するということです。
チェック事項は以下の通り
- 運営歴
- 総記事数
- 人気記事のPV数
- 様々なキーワードで上位表示しているか
- 記事内容
- タイトルの付け方
ライバルサイトの運営歴
運営歴はそのブログが更新され始めたのがいつかを見ればわかりますよね。
アーカイブをチェックすると何年の何月から開始して、月にどれくらい更新しているということが一目でわかります。総記事数がどれくらいあるかもこの時点で判断できますね。
まだ運営歴が浅くて記事数も少ない状態で上位表示しているのであれば、真っ向から勝負を挑んでも勝てる可能性がありますね。
ライバルサイトのPV数
人気記事のPV数はサイドバーに貼ってあることが多いです。
1記事の総PV数が50万などと表示されていればそれだけの回数見られているということなので、このサイトは強いなと判断をすることができます。
人気記事のPVは確実に表示されている訳ではなく、されていないサイトもありますから、運営歴や記事数、検索結果の常連かどうかという要素の総合で判断します。
ライバルサイトの記事内容とタイトル
あとは記事の内容とタイトルですね。
闇雲に長くて結論がわかりにくい、詰め込み感が否めない、運営者または外注さんの個人的意見が入っていないのでオリジナリティに欠ける、ツイッターやインスタから情報を引っ張りすぎてキュレーションみたいになっている上に中身が薄いなどの弱点があるかどうかを見極めます。
2018年以降はライバルの無料ブログが減る
アドセンスの規約変更で、無料ブログをアドセンスの審査に出すことができなくなりましたし、審査のハードルも数年前に比べて上がりました。
ということは、今はライバルとして無料ブログがまだちらほらいますが、この先はほぼ独自ドメインブログになるということが予測できますね。
数年前まではライバルブログ=So-netやseesaaといった無料ブログを対象にしてきたのですが、近年ではこの基準がアテになりにくくなりました。
ではどうしたらいいかということですが、それはあなたのサイトの強さを知ることですね。 あなた自身が所有しているサイトの強さを理解していないと、どこで勝負したらいいか迷います。
次に、あなたのサイトの強さをはかるにはどうしたらいいのでしょうか、というとですよね。
「あなたの戦闘力は53万です。」というように戦闘力を計測するスカウターみたいなものがあれば楽ですが、実際そうは行きません。
自分のサイトのデータを取ろう
記事を書いて表示された結果をきちんと見ることが大切です。
書いたら書きっぱなしで、全く過去の記事を分析しないのでは、あなたとサイトがどう成長してきたのか把握できませんよね。ですから私は定期的にサイト内にある記事を見直しましょうねということをお伝えしています。
- なぜ上位表示できたのか分析する
- なぜライバルに負けたのか分析する
- なぜ上位表示されたのにPVが少なかったのか
その中でも
- キーワードの位置はどうだったか
- 選んだキーワードは適切だったか
- 網羅的だったか単発だったか
- コンテンツの文字数と内容
- 更新頻度
というように、見直す項目はたくさんあるんですね。
トレンドアフィリエイトもPDCAサイクルが必要
勝ち負けや、PV数的にヒットしたorしなかった要因などをあなたが分析しないと次に活かせませんよね。これはいわゆる面倒くさいくて苦手な人が多いと言われる、PDCAサイクルというやつです。
結果を出す人はPDCAから逃げません。
なんで負けたのか、客観視して次に勝負するときはこうしようと計画を練り直すから次に繋がります。当たり前といえば当たり前ですが。運ではなく、勝つべくして勝つにはどうしたらいいかという意識付けが変化を起こしますからね。
トレンドアフィリに限った話ではありませんが、私の得意とするトレンドアフィリでPDCAサイクルを表すとこのようになります。
- Plan (計画)ライバルチェック
- Do (実行) 記事を書く
- Check (評価)狙ったキーワードで上位表示できたかどうか
- Act (改善)上位表示できなかった原因の改善
このように当てはまります。
あとはリサーチ(ネタ、キーワード探し)→PDCA→リサーチPDCAと繰り返します。
自分の所有するサイトの強さがどの程度なのか定期的に分析して、どの程度のライバルなら蹴散らせるのかを把握するようにしましょう。
そしたらライバルチェックも格段に楽になりますよね。これくらいなら勝負できるということが自分でなんとなくわかるのですから。
ライバルチェックは自己分析も必要になりますよというお話でした。
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