面白い文章が書けないとダメなのか?
いや、そんなことはないです。
今日は価値があるコンテンツってどんなものを指すのか今までの経験などから考察してみたのです。
よく「価値のあるコンテンツ」を提供しましょう!という文言を目にすることがあるのですが、はっきり言ってどのような記事が価値を生み出すのかなんて、しばらくわからないものですよね?
単にお役立ちコンテンツを作って淡々と解説するのが良いのだろうか?
それとも、漫画チックに面白おかしく進めながら最後にオチをつけて締めるのがいい?
…うん、よくわからない!
しばらく思案のために更新休憩。。。という風になりがちです。
お役立ちコンテンツ=情報のまとめでOK
ネット上の情報を拾ってみても、オリジナリティがあって自分の言葉でまとめることが大切だとか、とにかく問題解決のための策を何個も紹介して記事に追加していくことがコンテンツとしてボリュームが出るので良い。
このような意見が多いのです。
どちらも間違ってはいませんが、それは誰でもできることですし、ある意味でただの情報キュレーションと言ってもいいでしょう。
例えば、MacBook ProでWindowsを動かす方法を解説したとします。
ブートキャンプやParallels Desktopをこのように使用するとできます!
その方法は以下を参照してください!
parallels買ってインストールします!Windowsのライセンス買ってparallelsで起動できるようにします!
はいできました!これでMacでWindows使えますよ、おめでとう!
というように解説したものは、はっきり言って誰でも書けます。
調べれば出てきますから。
一応はお役立ち記事としての役割を果たすのですが、先にも言いましたように誰でも調べれば書けます。
それでは味気ないというか、自分らしさが感じられないというか機械的というか、別にあなたではなくて良いという感じが否めません。
じゃあどうすればいいの?ってことですよね。そのことについて今からお話ししますね。
コンテンツに価値を付加するのはあなた自身
方法論は調べればいくらでも出てきます。
しかし、そこには順序や間違わない為のアドバイスを記載しているだけで、使い心地や失敗談などが含まれていないことがほとんどなのです。
方法論を解説しながらも、あなたがやらかしてしまった失敗を記事に含ませてしまえば、それだけでも価値が生まれます。あなたのリアルな体験談ですからね。
そこに携帯やデジカメで撮影した画像を含めると、さらにリアリティが増します。
あなた自身がソフトウェアの使用方法を動画にして記事に貼り付けても価値が高まるし、ユーザーにとってもありがたいです。文字よりも動画や音声の方がわかりやすいっていう人も結構いますから。
難しそうなことも途中で動画を止めながら真似してできるし、他の人が同じようなことをしている動画をただ単に紹介するよりも上だと思いませんか?ちょっと手間はかかりますけど、テンプレート化と慣れでなんとでもできます。
既存の動画探してきて貼り付けるなんて誰でも出来ますからね。
自分の体験談を書いてみる
私も試験的に脱毛器をリアルに使った感想というようなテーマで記事を書いたことがあります。
もちろんタイトルには狙ったキーワード使用し、記事にはビフォーアフターの画像を自分で撮影して掲載しました。
オリジナリティの威力を試すために書いた記事なので、投稿した記事数や画像はやや少なめでしたが、しばらく放置していたら見事に上位表示していたので、やはり他に同じことをしている人が少ない中でやると目立ちます。
まあ、キーワードが悪いとダメなのでそこは基本を固める必要がありますが。
・どの部位に使用したかタイトルに含める
・機種の名前もキーワード
・最低2000文字前後は書いた
・使用時の痛さをリアルに表現
・本気でやめた方が良い理由を後日談付きで徹底的に解説
・ビフォーアフターの画像も数枚掲載
・抜いたあとの毛を見せる
・アフターケアも別記事で解説
ここまでやると他にはない価値が生まれます。
ただ脱毛器のレビューを寄せ集めてリライトし、最終的に髭は抜かない方がいいです!という記事と比べても、かなり差がありますし、負ける気がしません。
なにより、リアルな体験談を事細かく書いているので、読んでいる側の人もキュレーション情報を見ているような気分にはなりませんし、ガチなんだなこの人って思ってもらえるでしょう。
「本気でやらない方がいいんだな」
「お疲れ様でした」
「この人すげーな、痛そう(笑)」
と、オリジナルの体験談を読んだ人は素直に感じる。
それは私も同じで、キュレーション情報を読み漁ってもなんかいまいちピンと来なかったりしますが、本気で苦労して試行錯誤した上でコレを勧めてるんだよ!って人の記事は、読んでて刺さります。
YouTuberではないですが、脱毛器を使っている様子と悲鳴を動画にしてもリアリティが生まれます(笑)
「痛い痛い!」「やば!めっちゃ痛え!」って使ってる途中にやらせではなく本気でポロリと口から出た言葉にはリアリティがあるもの。セリフの台本が無い感じがまたいい。
このようにして、あなたの記事にオリジナリティや価値を持たせればよい。
そんなにハードルが高いかな?高くないですよね。
つまらないブログはどっちつかず
面白い記事を書くブロガーさんは、商品や使用感を事細かく解説したり、自分の意見をはっきり出しています。
私が面白いなーと思う記事は、やはり考察が深かったり、キモいくらいその商品に対する愛があるとか、そういう系の記事は読んでても飽きないなーと思いますね。1万文字あっても読み切るし、ブックマークしたり。
ちょっと毒がある方が読んでてクスっとします。
まとめブログでもキャラが濃すぎるブレない人がスレッド立てたのって笑えるじゃないですか。
「海馬に憧れて間違ってしまった高校時代」っていうまとめがあるんですけど、ただの厨二病こじらせた話だと思って読んだけど、最後はなぜだか遊戯王の海馬瀬人以上に海馬瀬人そのものであるスレ主を応援してしまうという謎パターンで3回くらい読み直しました。
何やってんだ自分。でも面白かったんです。
ブログを没個性化させない
「MacBook Airは13インチか11インチか」
例えばこのようなテーマでも、〇〇で使いたい人は13インチ、△△なら11インチですね。
というような曖昧な事は言わず、
「MacBook Airは11インチだから価値がある!」
「荷物を減らしたいのに、13インチに用はない!」
「13インチならMacBook Airである必要がない!iMacでも買って家で使ってればいい。」
このように自分の意見を徹底的に述べます。
どっちつかずの記事は相手を余計に悩ませるだけですし、どこにでもありますし、更には電気屋の店員でも同じようなことを言います。だからお客さんは迷うだけ迷って買わずに帰ったり、決断までに時間がかかりすぎるんですね。
たまに「MacBook Airは薄くて小さくて軽いからMacBook Air。11インチですよ、やっぱり!」とか「ワーゲンのPOLOはドアバイザーをつけないからこそPOLOなんです!」というような熱い自論を言い切る店員さんがいるのですが、私はどちらかというとそういう系の人から購入することが多いですね。
実際に私も過去にMacBook Air11インチ購入に踏み切ったのは、上記のような記事にたどり着いたからです。
見に行って5分くらいで「じゃあ11インチください」って決めたもん(笑)
Googleのクローラーには後日談などはテキストくらいでしか伝わらないかもしれませんが、訪問者の役に立っているコンテンツであれば価値があると判断してくれることでしょう。
たくさん要素があるのでテキストだけで判断しているわけではないですけどね。
今日から体験談を織り交ぜよう
今回解説した、価値のあるコンテンツを作ろうね!って内容ですけど、これならできそうですか?
体験談を交える、あなたの意見をハッキリと伝えるというのが個人的にはポイントだと思っています。むしろ他に何があるのだろうか?
オリジナリティを追求した記事を書いていれば、勝手に文字数も増えますから1000文字縛りみたいなダサいことにもならないでしょう。
いきなりは難しいかもしれませんが更新作業に慣れてきたらオリジナルの体験談や、ズバッと本音を言い切るっていうことをぜひ取り入れてみてください。
全員に刺さり、しかも賞賛される記事なんて作れません。
むしろそんな記事は目立たんのだよ。
「こいつバカだろ!もう知ってんだよ!」とか「お前の意見なんか参考にならん!くたばれクソ野郎」って思う人もいるかもしれません。そういうのは放っとけばいい。
「この人チャレンジャーだなー」とか「思ったことズバッというところが気持ちいいね!」って思う人もいる。
「キモいけど面白いから応援する」とかもね。
だから多少非道徳気味であっても、あなたのメディアなんですから味のある記事を更新した方がいいってことです。
オリジナリティってそんなもんです。
今日からブログ書くときは体験談や実際にあった話、人から聞いた話でも自分のなかで噛み砕いて独自の見解で意見を述べる。こういうことを意識づけてみましょう。
そんな難しいことではないので。
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